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代表取締役社長 小塙 隆一

当社は、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の子会社として1988年に設立されて以来、一貫して「安全」を経営の基軸に、お客さま視点によるサービスを真摯に追求しながら、地域とともに発展していくバス会社としての歩みを進めてまいりました。そして、全国8つのJRバスグループの安全と信頼のブランドとしてお馴染みの「つばめマーク」とともに、絶え間ない変革を続けながら、国内有数の高速バスネットワークを持つ会社として今日まで多くのお客さまにご支援をいただいております。

 

当社は、首都圏から各方面への高速路線バス、関東地域の一般路線バス、観光貸切バス、そしてバスターミナルの運営などを主な事業としています。
弊社の主力商品であり、日本で初めて2階建てバスを導入した高速夜行バス「ドリーム号」をはじめとする高速路線バスは、首都圏と各地方都市との主要交通手段として多くのお客さまにご利用いただいております。特に、2018年7月から京阪神線に投入したヨーロピアンスタイル2階建てバス(Inter City DD型)などにより、より安全で快適な高速バスサービスの提供に取り組んでいるところです。

一方、バス事業においては、運転士不足やポストコロナ期のビジネス需要の変容、人口減少社会における地域公共交通のあり方など、さまざまな課題が山積しているのも事実です。
 しかしながら、社会の変化やニーズに絶え間なく応え、常に進化を遂げるための成長戦略があれば、バス事業の発展の可能性は決して小さいものではなく、むしろ、自動運転やMaaSなどの技術革新により、さらにお客さまから選ばれるモビリティサービス事業に成長できるものと確信しています。

私たちは、約400両のバスを年間2,600万km運行させています。そして、これを実現しているのは現場第一線の社員から運行、営業、総務などの企画・管理にかかわる約900名の社員です。私は社員一人ひとりを誇りに思い、未来に対して自らの無限の可能性を実現してくれることを大いに期待しています。

当社を取り巻く環境は、社会環境の変化や技術革新など大きな変革の時を迎えており、今後、当社の果たすべき役割も大きく変わっていくものと考えています。
皆さん、このような大変革期に当社を選び、そして、新しい未来に向かってともにチャレンジしてみませんか。意欲に溢れ、オープンマインドを持ち、会社の発展・飛躍に向けて知恵を出し、ともに行動をしていただける方を心からお待ちしています。

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